城戸真司
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23才。
大学の先輩である大久保が編集長を務めるOREジャーナルで、
一人前のジャーナリストになるべく、日夜修行中の見習いバイト。
令子には少しは認められつつも取材の足手まといにされ、
島田には彼の言動一つ一つに一喜一憂されながらも、(爆)
何にでも首を突っ込まなければ気が済まない生来の性分と、
持ち前の人当たりのよさで奮闘している。
連続行方不明事件の取材中、行方不明者の一人である
榊原耕一のアパートに出かけた時、偶然カードデッキを
拾ったことから、ドラグレッダーと契約し、
仮面ライダー龍騎として、ライダーたちの戦いの渦に巻き込まれる。
ケンカの仲裁役と接触事故の賠償金請求はたぶん上手い、
方かもしれない。(爆)
しかし安月給で生活難な彼は、住んでいたアパートを
家賃滞納で追い出され、OREジャーナル編集部での
寝泊まり生活を経て、沙奈子に接客の才を見込まれたことから、
『花鶏』で蓮とともに居候生活をする事に。
香川の残した資料からミラーワールドの秘密と存在意義を知った時、
戦えない自分、優衣を救えない自分に疑問を感じるが、
すべてを打ち明けた大久保の言葉に勇気づけられ、戦場へ。
モンスターから少女を守ろうとした時に深手を負いつつも戦うが、
その中でようやく答えらしきものを見出せたものの、
蓮に看取られながら命を閉じる。 |
秋山蓮
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24才。
士郎と同じ清明院大学の江島研究室に在籍していた恋人・恵里が
謎の実験中にモンスターに襲われ、長い眠りについてしまったので、
彼女を目覚めさせる為にダークウイングと契約。
時には自分の弱さを責め、その「戦い」に疑問を抱きながらも
モンスターやライダーたちとの戦いを続けている。
だが真司との出会いや一時恵里が目覚めた事で、
彼自身の心に僅かながら変化が。
普段は『花鶏』で沙奈子や優衣と店を手伝っている。
また第3話で、龍騎とナイトの戦いを止めようとして、
優衣が割ったビルのガラス代3万円を真司に貸付。(笑)
「最後のライダー」としてオーディンと対決するが、
オーディンの自滅により、最後に勝ち残ったライダーとして、
新たな命を得、恵里を目覚めさせた。
しかし、それと引き換えにするかのように、力尽きてこの世を去る。
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北岡秀一
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30才。
どんな事件も無罪にしてしまうすご腕なのか、
ただ要領がいいのか?(爆)ある意味ではスゴイ弁護士。
そのやり方で、敵に回してしまう依頼者も数多い。
ジャガーを乗り捨て、写真は「右斜め45度のアングル」を好み、
(その後、第14話で他のベストアングルも発見)
取材で出会った令子が自分に好意があるのだと思い込んで、
かんなりナルシストと勘違いが入ってるのかも?(笑)
だが現代医学では治療できない不治の病に冒され、
永遠の命を得るべく、仮面ライダーゾルダとして参戦。
ライダーの戦いも理解している秘書以上のパートナー・
由良吾郎と、広い自分の法律事務所で二人暮らし。
最後は令子と念願のデートの約束を取り付けるが、
浅倉との因縁の戦いを目前にしながら、戦場にも
デートの待ち合わせ場所にも出向くことなく、
病魔にむしばまれ、眠るようにこの世を去った。 |
由良吾郎
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25才。
北岡の秘書で、炊事・洗濯・掃除からボディーガードまでこなす。
北岡が仮面ライダーとして戦う事を理解し、見守り続けている。
でも口笛を吹くのは苦手の模様。←第14話より(笑)
最終話では、病で視力を失い、この世を去った北岡に代わって、
自らゾルダに変身し、浅倉=王蛇と戦うが、
王蛇のファイナルベントで命を落とす。
7人兄弟の5番目で、(だから吾郎かい!?)実家の父親は
漁師をしている。
家業を継ぐのを嫌がって家を飛び出し上京。
傷害事件を起こした時、自分の担当弁護士として北岡と出会い、
それ以来の付き合いとなる。
(写真集『その男、ゾルダ』掲載のプロデューサーへのQ&Aより) |
浅倉威
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25才。
ただ「イライラする」という理由だけで罪を犯し、関東拘置所に
服役中だった凶悪犯。
それも「黒を白に変える」弁護士・北岡の手腕でも無罪にできず、
懲役10年になったのだから、これでも罪は軽くなった方なのだが。(笑)
しかしそれを不服に思っていた時に、刑務所に現れた士郎から
カードデッキを渡され、仮面ライダー王蛇として戦いに参戦する。
現在判明しているだけでも、彼の一家殺害を目論んでの放火、
(のちに、再会した弟の暁もベノスモーカーの餌食にしてしまう)
手塚の友人・斉藤雄一への暴行、霧島美穂の姉を殺害…とまあ、
凶悪事件をこれだけ起こしてるのにもかかわらず、
北岡センセもよく彼を弁護したよなぁと感心してしまう。(汗)
脱獄を繰り返していたこともあり、最後はゾルダとの戦いの後、
警察の包囲網の銃弾に倒れる。 |
須藤雅史
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25才。
小谷署の刑事。
アンティークショップ『TIN'S COLLECTION』の店長・加賀を殺害し、
店内の壁に遺体を隠したところに現れた士郎から
カードデッキを渡され、仮面ライダーシザーズに変身。
その罪を隠し通す為、また自らの欲望を満たす為に、
何の罪もない人間をボルキャンサーの餌食にしていた。
そして真司や蓮を利用しようとしたが、すべてが明るみになり、
ナイトのファイナルベントによって、カードデッキを破壊された彼は、
契約関係が無効となったボルキャンサーに喰い殺される。
13人のライダーでは、最初の犠牲者。 |
手塚海之
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24才。
コインで未来を予見する占い師。
エビルダイバーとの契約を断った為に餌食となった、
親友の斉藤雄一に代わり、自ら仮面ライダーライアになる。
ライダーたちの戦いを止めさせようとしたが、
自分の予見した未来で、次に消えることになっていた龍騎の盾となり、
王蛇のファイナルベントの前に倒れる。 |
芝浦淳
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21才。
社長子息である、明林大学の学生。
ネットゲームサークル『マトリックス』で、
ゲームにハマった人たちの心理を操り、
やがて本当の戦いを仕向けるゲームを制作。
その素質を見込まれ、士郎からカードデッキが与えられた彼は、
仮面ライダーガイに変身する。
だが、ライダーたちの戦いをサバイバルゲームとしか考えられない。
また、OREジャーナルのコンピュータをハッキングし、
会社の乗っ取りを企むが、彼にシステムエンジニアとしての
プライドを傷つけられた島田の反撃で失敗。
最後は王蛇の盾にされ、ゾルダのファイナルベントを受け、
王蛇のファイナルベントでとどめを刺され爆死。
(↑浅倉が王蛇となって初めて倒した相手である。
モンスターよりも先にライダーを倒すとは…) |
東條悟
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25才。
清明院大学に在籍する学生。
香川の研究室に所属し、仮面ライダータイガに変身。
英雄思想に傾倒し、自分が生き残る為には、
同志だった仲村や香川でさえも倒す。
しかし、香川を倒して以降、常軌を逸しだしていく。
自分を救った佐野=インペラーを倒したと思い込んだ時に、
インペラーにとどめを刺したのは浅倉だった事を知り、
さらに北岡からは「英雄になれない条件は、英雄になろうとすること」
と言われ、英雄への青写真が崩れていく。
最後は戦いの後、香川と裕太親子の姿がダブった目の前の親子を、
突っ込んできたトラックから救い、犠牲となるが、
翌日の新聞の見出しで、望みどおり英雄となった。 |
佐野満
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21才。
普段は立体駐車場で警備員として働くフリーター。
自分の条件の合う環境で働き、贅沢な生活をしたいという理由で、
士郎から渡されたカードデッキで、仮面ライダーインペラーに変身。
他のライダーたちを「先輩」と呼んでヨイショしまくり、
(↑アンタは『ヨイショの男』の稲垣吾郎か!?[爆])
自分の強さを金で売り込み、自分にとって都合のいいライダーに
つくのも、コロコロと変えてしまう。
しかし自分を勘当した父の死により、父が社長を務めた大手企業・
佐野商事の二代目社長に就任。
自らが望んだすべてを手にした事から、
ライダーとして戦う理由がなくなり、士郎に戦線離脱を宣言するが、
「一度ライダーとなった者は最後までライダーであり続けるのが掟。
最後の一人に勝ち残るまで戦え」と拒否される。
そして婚約者・百合絵をギガゼールから守る為に変身した時、
佐野に助けられた東條=タイガのファイナルベントでダメージを受け、
何とかそこからは逃げ出したが、王蛇のファイナルベントにより
カードデッキを破壊され、百合絵が待つ現実世界に戻ることなく
命を落とした。
ライダー史上初めて?、ライダーの名刺を作った。
それはともかく、カードデッキを名刺入れにすんなよ…"A( ̄. ̄; |
霧島美穂
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18才。
映画版『EPISODE FINAL』に登場。
浅倉によって殺害された姉を生き返らせる為に、
仮面ライダーファムに変身。
その戦いの刃はモンスターではなく、
憎しみの対象である浅倉=王蛇に向けられる。
普段は、姉の遺体の冷凍保存費用を稼ぐために、
男たちを手玉に取る結婚詐欺師をしている。
取材の過程で出会った真司は最初ダマす対象でしかなかったが、
ライダーの戦いの中で互いの正体を知り、やがて心を通わせる。
友情を越えて、淡い恋心もあった模様。
リュウガのアシストもあり、浅倉への復讐は果たせたが、
真司と入れ替わったミラーワールドの真司が美穂に近づき、
リュウガに倒される。 |
ミラーワールドの真司
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映画版『EPISODE FINAL』に登場。
仮面ライダーリュウガに変身する。
現実世界の真司の体を奪い、最強のライダーになろうとしたが、
龍騎に倒される。 |
高見沢逸郎
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38才。
TVスペシャル『13 RIDERS』に登場。
日本を代表する大企業・高見沢グループの御曹司。
とどまることのないその欲望を満たすため、仮面ライダーベルデに変身。
人前とは裏腹に、残虐な性格。
ナイトにファイナルベントをかけるが、わずかに残された最後の力で、
逆にファイナルベントをかけられ倒される。 |
榊原耕一
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28才。
TVスペシャル『13 RIDERS』に登場。
真司の前に仮面ライダー龍騎として戦っていた。
ライダー同士の戦いを止めようとしていたが深手を負い、
偶然ミラーワールドに引きずり込まれた真司に、
果たせぬ自らの思いとカードデッキを託し、消滅。
TVシリーズでは行方不明者の一人として、
彼の名前とアパートの部屋が登場。
やはり真司が龍騎となるキッカケを作ったといっても過言ではない。 |
神崎士郎
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25才。
神崎優衣の兄。
爆発事故で両親と死別後、伯父母である高見夫妻に引き取られて
アメリカに渡り、叔母・沙奈子と日本で暮らす優衣とは
離れ離れの生活を送る。
そして優衣が感じ取れるミラーワールドの存在をずっと信じて
理解を示した彼は、日本に戻り清明院大学に進学。
学内では江島研究室でミラーワールドの研究を重ねつつ、
13組の仮面ライダーのカードデッキを作り出す。
優衣に新しい命を授ける為に「最後の一人になるまで戦え」
とライダーたちに呼びかけ続ける。
テレビ版では「13人目のライダー」仮面ライダーオーディンを操り、
無作為にカードデッキを与えた者に(3人いることが判明)戦わせていた。
当の本人は1年前、アメリカで既に死亡していた。 |