☆Welcome to 『HERO-ism』☆

６５００万年前、地球は巨大隕石が衝突した衝撃で、
我々が住んでいる「アナザーアース」と、
もう一つの別次元「ダイノアース」の二つの次元に分かれたのである。

アナザーアースで既に絶滅した恐竜たちが、
ダイノアースでは、さらなる進化を遂げて『爆竜』となり、
ダイノアースに住む竜人たちと共有していた。

巨大隕石に付着した宇宙の微生物が邪悪な進化を遂げた『邪命体』、
その母なる神として君臨するデズモゾーリャを総統とする、侵略の国・エヴォリアン。
彼らの侵略によって、ダイノアースは壊滅してしまう。
エヴォリアンは次なる侵略の目標として、アナザーアースに狙いを定めたのだ。

ダイノアースに住む竜人族の戦士・アスカ。
彼は共にエヴォリアンと戦うダイノガッツを持つ戦士を探すべく、
エヴォリアンを追って、アナザーアースへ。
だが、アスカが降り立った時には既に、
エヴォリアンの思うがままに操られた爆竜たちが都市を破壊していた。

爆竜たちの救いを求める声を耳にした女子高生・今中笑里と、
恐竜やのマスター・杉下竜之介がアスカの元に駆けつけ、
ダイノブレスで爆竜チェンジを試みるが、
ダイノガッツが足りない為に変身できず。
ダイノアースでエヴォリアンの襲撃を受けた時に
ダイノコマンダーのキーを破壊され、
アスカもまた爆竜チェンジができなくなってしまっていた。

なす術もなく、ピンチに陥った３人の前に、
函館からカリスマ整体師・三条幸人が、
博多から元アイドル歌手・樹らんるが駆けつける。
彼らも爆竜の声を耳にし、呼びかけに導かれるままに、
アスカたちの元へやって来たのである。
笑里と竜之介のダイノブレスを身につけて応戦するが、
爆竜たちの餌食に…。
その時、爆竜トリケラトプスと爆竜プテラノドンが正気に戻り、
幸人とらんるはそれぞれアバレブルーとアバレイエローに変身。

同じように爆竜たちの声を耳にした伯亜凌駕。
自然環境のナビゲーションをするインタープリターの資格を持つ彼が
爆竜に呼びかけて止めようとするが、襲撃によって負傷。
運ばれた病院で意識を戻した凌駕は、病室を飛び出し、
再び爆竜の前に現れて止めようとする。
その姿を見つけたアスカは、幸人経由でダイノブレスを凌駕に託す。
だが凌駕は、爆竜に飲み込まれてしまった。
しかし、その爆竜ティラノサウルスが正気に戻り、
彼の口からアバレッドに変身した凌駕が現れたのだ。

凌駕・幸人・らんるは、アスカに言われるままに、
ダイノウェポンを駆使し、バーミア兵たちを倒し、
アバレモードでガイルトンを倒していった。
その戦いっぷりに、ただ見ていることしかできなかった竜之介も、
「見事！」と感服。
そして初対面の竜之介に「スケさん」とあだ名を付けた笑里が、
「ユニット名決まった！アバレンジャー！」

ここに爆竜戦隊アバレンジャーが誕生した瞬間である。

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